一般社団法人 全国消費者団体連絡会について
1956年に設立された、消費者団体の全国的な連絡組織です。2013年に一般社団法人に移行し、「消費者の権利の実現とくらしの向上、消費者団体活動の活性化と消費者運動の発展に寄与すること」を目的として活動しています。
全国消団連の活動と歴史
最近の活動
全国消団連の2022年度の活動概要です。くらしに関わる様々なテーマについて、審議会等への委員参加やパブリックコメントの提出などを通じて、消費者の立場からの意見発信を進めています。消費者団体をはじめ専門家や行政などとのネットワークづくりや国際消費者機構(CI)との連携をすすめ、学習活動・政策提言・立法運動などに取り組んでいます。
歴史概要
1956年に全国消団連が結成されて、2016年で設立60年を迎えます。結成以来、時代の動きに応じて、さまざまな取り組みを展開してきました。ここでは、これまでの全国消団連の歴史概要をご紹介します。
全国消団連の組織概要
名称 | 一般社団法人 全国消費者団体連絡会 |
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設立 | 1956年 |
事務局長 | 郷野智砂子 |
定款 | 一般社団法人 全国消費者団体連絡会 定款 【PDF 291KB】 |
事業報告及び事業計画(予算計画) | 2024年度 2023年度事業報告 【PDF 478KB】 2024年度事業計画 【PDF 198KB】 2024年度予算 【PDF 69KB】 |
決算報告 | 2023年度決算報告 【PDF 260KB】 |
運営体制 | 2024年度運営体制 【PDF 104KB】 |
対応している主な審議会 | 2023年度対応している主な審議会 【PDF 176KB】 |
会員団体 | 全国消団連会員団体一覧 会員団体の動き |
新・消費者運動ビジョン
2009年に消費者庁・消費者委員会が設置され、消費者団体の活動への社会的期待が高まったことなどを背景に、全国消団連では、中央と地方における消費者団体・消費者運動の活性化に向けての論議を約1年間かけて行い、「新・消費者運動ビジョン」を2011年5月に策定しました。全国消団連は、この「新・消費者運動ビジョン」をベースに日々の活動を行っています。
<参考>消費者運動ビジョン(2003年11月策定)【PDF 287KB】
(社会環境の変化をふまえ、消費者運動のめざすもの、消費者団体として今後取り組みを強化すべき課題、消費者団体の組織強化のための課題などを整理しました。)
全国消団連は国際消費者機構(CI)の正会員です
全国消団連は、国際的な消費者組織である「国際消費者機構」( CI:Consumers International)に正会員として加盟しています。
CIは、世界的レベルで、消費者利益の保護と促進のための政策提言、教育、調査、国際的政策決定の場でのロビー活動等を行っている非政府組織(NGO)です。1960年、アメリカ消費者同盟(CU)、イギリス消費者協会(CA)など先進諸国の消費者団体が中心となって設立されました。商品比較テストや消費者利益の増進などのための国際的連携活動を促進することを目的として設立され、消費者への情報提供、消費者教育、各国の消費者団体の活動促進、国際機関を通じての開発途上国における消費者運動支援などにその活動内容を拡大して今日に至っています。1977年には、国連経済社会理事会により、NGOのなかでもっとも重要度の高い一級リストに登録されました。
設立時はInternational Organization of Consumers Union(略称IOCU)でしたが、1995年現在名に改称されました。本部はロンドン(設立時はオランダのハーグ)に置かれ、2015年秋現在で120か国から240を超える団体が加入しています。近年は4年ごとに世界消費者大会と総会を開催しています。