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世界消費者権利デー記念講演会を開催します

 世界消費者権利デーは、1962年3月15日、米国のケネディ大統領が消費者の権利を初めて明確化したことを記念し、消費者の権利擁護などを推進できるよう、国際消費者機構(CI)が提唱している世界的な記念日です。

 CIは、2025年の世界消費者権利デーのテーマを「持続可能な生活への公正な移行」とし、テーマの実現に向けて四つのポイントを掲げました。

  1. 消費者の正当なニーズを守ります。 これには、 食料やエネルギーなどの基本的なニーズへのアクセス、および人々の健康と安全の保護が含まれます。
  2. 個々の消費者に責任を負わせるのではなく、 持続可能で健康的な選択肢をすべての人にとってより利用しやすく、アクセスしやすく、手頃な価格にします。
  3. 脆弱な立場にある低所得の消費者を包摂し保護することに重点を置き、消費者の声があらゆるレベルのガバナンスと企業に届くようにします。
  4. 持続可能な生活への道筋は状況によって異なり、ある状況でうまくいくことが、別の状況では実現可能または適切ではない可能性があることを認識します。これは、地域の優先事項と課題が独自のアプローチを形成するためです。

 全国消団連国際活動専門委員会では、今回のテーマを受けて、21世紀の経済状況などから説き起こすこととして、だれもが取り残されることなく、持続可能な消費生活に移行できるために何が必要か、消費者の果たすべき役割は何かを考えあうことをテーマとして講演会を開催することとしました。

 講師には、脱成長の観点からこれからの経済の在り方について問題提起をされている、経済学者の水野和夫さんをお招きし、ご講演と質疑応答で深めます。皆様のご参加をお待ちしています。

【企画の概要とお申し込み方法など】

  1. 世界消費者権利デーテーマ 持続可能な生活への公正な移行
  2. 日 時 2025年3月15日(土)13時〜14時半
  3. 開 催 ウェブ会議システムによるオンライン講演会
  4. 講 師 水野 和夫(みずの かずお)さん
    1953年生まれ。博士(経済学) 芸術文化観光専門職大学 客員教授
    主な著書 『次なる100年:歴史の危機から学ぶこと』(東洋経済新報社)、『終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか』(日本経済新聞出版社)、『資本主義の終焉と歴史の危機』『閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済』(以上、集英社新書)、『シンボルエコノミー-日本経済を侵食する幻想』(祥伝社新書)、『世界経済史講義』(共著 筑摩書房)など
  5. 参加費 無料です。
  6. 定 員 100人 ※定員になり次第締め切ります
  7. お申し込み方法 3月11日(火)までに以下の方法でお申し込みください。

①Googleフォームから 世界消費者権利デー記念講演会 - Google フォーム

②事務局あてにお申し込み kiyoaki.sugahara@shodanren.gr.jp(菅原)

参加ご希望の方は、上記①または②で「団体に所属の方は団体名、お名前、メールアドレス、電話番号」を記入の上、必ず事前にお申込みください。

※資料およびZoom会議の詳細は、お申し込みの方にご連絡いたします。
〔参加用URL〕は登録された方限りとさせていただき、他の方への転送はできません。
いただいた個人情報はこの講演会のみ利用させていただきます。

以上