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2023年度PLオンブズ会議報告会

日本は後れを取ってはならない
今こそ ネット時代の製品事故被害者が救済されるPL法の改正が必要だ!
開催報告

 PLオンブズ会議報告会では、2021年以来、毎年、社会のデジタル化により製品安全を取り巻く状況が1995年の製造物責任法(以下、PL法)施行時とは大きく変化している中で、製品事故被害者の救済がしきれていない現実を報告し、PL法の改正を含めて新たな法的手当てが必要であることを提言してきました。

 インターネットでの取引による製品事故は、地球規模で生じており、欧米、とくにEUにおいて、社会のデジタル化に対応すべく法改正・整備に向けて取り組みが開始されています。日本においても、経済産業省で、こうした海外事例を参考にしつつ、所管する製品安全4法の見直しの検討が始まりました。

 今回の報告会では、世界と日本における最新の取り組み状況を共有し、PL法の改正に向けた機運を高めていきます。

【日時】2023年7月3日(月)14時00分〜16時30分
[Zoomと実参加(四ツ谷 主婦会館プラザエフ5F)のハイブリッド開催]

【参加】115人

【内容】

事例報告 製品流通パターンの多様化
〜海外自転車欠陥被害案件を例に〜
伊藤 崇さん(弁護士・PLオンブズ会議メンバー)

報告 (1) 1995年当時と今日の消費生活の変化
今井 純子さん(NHK解説委員)

報告 (2) 経済産業省に置ける検討状況
石曽根 智昭さん(経済産業省製品安全課 課長補佐)

報告 (3) EUにおける動向
松本 恒雄さん
(一橋大学名誉教授・PLオンブズ会議メンバー)

報告 (4) 消費者庁における取組について
北島 孝紀さん(消費者庁消費者安全課 課長補佐)

PLオンブズ会議からの提言
中村 雅人さん(弁護士・PLオンブズ会議メンバー)
PLオンブズ会議報告会から2023年度の提言を発表しました。
http://www.shodanren.gr.jp/database/494.htm

以上

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