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1月8日の要請に引続き、農林水産大臣、厚生労働省、食品安全委員会に「米国BSE発生に対し、万全な安全・安心の対策」をとるよう要請しました。



2004年1月22日

農林水産大臣 亀井 善之 様
厚生労働大臣 坂口 力 様
食品安全委員会委員長 寺田 雅昭 様

全国消費者団体連絡会
事務局長 神田 敏子

米国BSE問題について、万全の安全対策をあらためて求めます。
 

 この間、米国BSE問題への対応をめぐって日米政府間の協議が本格化しております。すでに、1月8日付けで全頭検査を求める文書を提出したところですが、日米政府間協議がすすめられている状況を受けて、あらためて、意見書を提出いたします。日本政府として、下記事項をはじめとした万全の安全対策を米国政府に求めて下さい。

1.全頭検査を求めます。

 日本において、昨年10月に生後23ヶ月の牛が、そして11月には生後21ヶ月の牛がBSEに感染していることが確認されています。このように、BSEにはまだ未解明の点も多く、食用の牛の安全性に万全を期すために全頭検査が必要です。

2.特定危険部位の除去についても、月齢で区分けすることなく、30ヶ月令以下の牛についても全ての特定危険部位を除去するべきです。

3.頭蓋骨・脊柱に関する先進的食肉回収システム(AMR)の使用禁止について、30ヶ月令未満の牛もその対象とすることを求めます。

4.背割り前の脊髄除去、枝肉の洗浄等の汚染防止対策を実施するよう求めます。

 添付資料:1月8日付意見書はこちら
 「米国BSE発生に対し、安全・安心のため万全の措置をとるよう要請します」