2010年4月22日
内閣府食品安全委員会事務局評価課内
「食品による窒息事故に係る食品健康影響評価」
意見募集ご担当御中
全国消費者団体連絡会
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「食品による窒息事故に係る食品健康影響評価」についての意見
平成22年3月10日食品安全委員会食品による窒息事故に関するワーキンググループにおいてまとめられた「食品による窒息事故に係る食品健康影響評価の案」ついて、以下の意見をのべます。
記
1.健康影響評価を窒息事故削減にむけての対策に活かして下さい。
○ |
今回の評価にあたって集められた情報は、現時点での日本の窒息事故の実態がわかるものです。広く情報提供して下さい。 |
○ |
特に高齢者と幼児の事故が増加傾向にあるとされています。厚生労働省、文部科学省、消費者庁と連携して高齢者施設、地域の高齢者の集まり、幼児や高齢者のいる家庭に向けて、窒息事故を起こさないような食べ方の注意喚起を行なってください。 |
○ |
特に食経験が浅いこんにゃく入りミニカップゼリーについては「5.個別の食品(群)による窒息事故の要因(2)ミニカップゼリー(こんにゃく入りのものを含む)」を消費者庁と連携して国民に周知徹底してください。 |
○ |
事業者が食品による窒息事故の低減に向けた対策をとるよう、指導・監督にあたる経済産業省、農林水産省に提言を行ってください。 |
○ |
消費者庁と連携して、注意喚起のための情報のラベル化などを検討してください。 |
2.「おわりに」にあるとおり今後も調査研究を続けてください。
○ |
厚生労働省、農林水産省、消費者庁などのリスク管理機関と連携して、窒息事故に係る情報収集のためのシステムを確立し、調査研究を進めてください。 |
○ |
企業が新しい食品を設計する際、リスクの低減を含め健康被害を起こさないように、調査研究の結果を情報提供してください。 |
以上
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