[このページについてのご意見、お問い合わせなどはメールにて webmaster@shodanren.gr.jp までお送りください。]

全国消団連・トップページへ戻る


学習会開催報告

「新しい電力料金メニューの選択について
〜想定される課題と対策〜」

日  時:10月2日(金) 18:30〜20:00

会  場:主婦会館プラザエフ5階会議室

講  師:稲垣 彰徳 さん
(野村総合研究所コンサルティング事業本部グローバルインフラコンサルティング部電力・ガス・石油グループ主任コンサルタント)

参加者:19名(うちweb参加2名)

 来年4月から始まる電力小売り自由化後によって、「○○割」「お得メニュー」や他分野とのセット販売、ポイント付与など様々な料金メニューが予想され、他に現在の電気通信契約のような「○年縛り」などがかかってくることが危惧されます。そこで、予想される状況とそれへの対応について考えるため学習会を開催しました。

内容のポイント(事務局による要約、表は学習会資料より)

海外の自由化市場では、以下のような多様な電気料金が提供されている

自由化後の電気料金

  • 現在の電力会社を変更するにはスマートメーターの設置が必要(現在のメーターと順次交換、申請により早期の交換可能)。
  • スマートメーターの導入に伴い、きめ細かく柔軟に時間帯区分が設定される料金メニューの提供が可能になる。
  • 通信各社など異業種の電力事業への参入、従来の電気事業者のサービスの領域の拡大が見込まれ、特に関東エリアでは電力小売事業者の競争が起きる可能性がある。
  • ポイントを電力料金の支払いに充てることも可能となる。

電気料金の選択における課題と対策

 自由化が進展するに伴い、消費者にとっての問題が生じる可能性もある