[このページについてのご意見、お問い合わせなどはメールにて webmaster@shodanren.gr.jp までお送りください。]
学習会開催報告 「ガスシステム改革とガス料金自由化の方向性について」
(概要) 2013年11月から総合資源エネルギー調査会基本政策分科会ガスシステム改革小委員会で、ガスシステム改革について議論が進められています。事業者へのヒヤリングから論点をまとめ、現在はその論点ごとに検討が進められている状況です。都市ガス、LPガスと私たちが利用しているガスは家庭によってさまざまですが、現在委員会で検討されている都市ガスの自由化について学習会を開催しました。 前半は経済産業省資源エネルギー庁の横島課長に、家庭用ガスに関する、基礎的な部分から現在の委員会で検討されている内容、課題などについてご説明いただきました。価格情報の公開に関して、イギリスの価格比較サイトの例が紹介され、家庭の状況に応じて選択できる環境が整っていることが感じられました。 続いてガスシステム改革小委員会委員でもあるNACSの杉本さんに、会議に参加されての受け止めについてご報告をいただきました。この中で、消費者として声を上げていくべきところはどこかについてまとめてご提案いただきました。 後半の質疑応答では、価格情報公開の必要性、設備投資なしにガスの継続利用ができる仕組み作り、最終保障サービスについて質問や意見が出されました。 ガスシステム改革では早い段階から意見を継続的に募集しており、その意見は委員会へ参考資料として提示されています。私たちの生活のための改革になるために、どのように意見を述べていくかを考える機会となりました。 (アンケートより)
|