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ホントのことを知りたい!学習シリーズ

「水道料金制度の仕組みとその課題について」
学習会を開催しました。

【日  時】   2月10日(月)16:00〜18:00
【場  所】   主婦会館プラザエフ5階会議室
【講  師】   井手 秀樹さん   慶応義塾大学商学部教授
消費者委員会 公共料金等専門調査会 座長代理
東京都水道事業経営問題研究会 座長
【参加者】   15名

 ※東京消費者団体連絡センターとの共同開催

開催趣旨

 公共料金は私たちの生活基盤をカバーし、生活に与える影響が非常に大きいものです。公共料金の在り方について、電気料金(2013/1/10、1/14)ガス料金(2014/1/21)と学習を重ねてきました。今回は水道料金について、その仕組み、料金の適正な決定や在り方、また課題について学習をしました。

概要

 東京都の事情を紹介しながら、水道料金制度の現状と、問題点について学習。水道料金についても地域間格差はあり、それは10倍以上になる(電気は約1.2倍、ガスは1.86〜3.7倍)。また、多くの水道事業は赤字財政であり、近い将来に問題となる水道管の老朽化への対策、など課題が多い。

 また自治体が行っている事業であることから民間企業に比べてコスト意識が薄くなりがちで、市民のチェックが常にあると事業者に意識させることが必要。消費者団体は積極的に意見を出すなどして、緊張感を持たせていく必要がある。

学習会アンケートより

  • 都の取り組みが様々進んでいるのがわかったが、他の自治体への波及はどうなのだろう。地元住民がまず、実態と進んでいる自治体の取り組みを知らないといけないが、その手立ては?消費者団体への課題は重い。
  • 長期的経営視点が重要との点が良く理解出来た。
  • 住んでいる市のことも少し考えたくなった。
  • 勉強したことを形にして(レポート)出すことが大事だとわかった。

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