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ホントのことを知りたい!学習シリーズ

「気候変動問題は今!〜市民運動の取り組みと消費者団体への期待〜」
を開催しました。

日  時 : 2月6日(木) 15:00〜17:00
会  場 : 主婦会館プラザエフ5階会議室
講  師 : 認定NPO法人気候ネットワーク 桃井 貴子 さん
参加者 : 14名

開催趣旨

 2014年3月にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)総会が横浜で開催されます。気候変動問題を取り上げる機会が少なかったこともあり、今回の学習会では消費者団体である私たちが今後どのように取り組んでいけばよいのかを考える上で必要な、気候変動問題の大きな流れを中心に学習しました。

概要

 異常気象が確実に増えていること、それも専門家がかつて予測した状況が現実に起こっていることを考えると、地球温暖化がその原因ということができる。またCOP(気候変動枠組条約締約国会議)開催当時はSTOP温暖化が目標だったが、現在はすでに現状維持の目標を持つことはできず、温度上昇をどの程度抑えるかが目標となっている。 日本が原発停止を言い訳にして温暖化対策に後ろ向きな姿勢をとっている一方で、取組を積極化している国もある。特に石炭に対しては厳しく規制される傾向にあり、原子力の代替の発電燃料として日本が石炭を推し進めていることに懸念を持つ。石炭に関してはさらに正しい知識をひろめていくことが必要だ。

 まずは3月に日本で開催されるIPCC横浜会議を良い機会に、気候変動問題がさらに注目されるような流れを作ること、そして政府にも危機感を感じてもらうよう働き掛けることが、私たちが出来ることではないか。

学習会アンケートより

  • COP3から現在までの動きが見えた。
  • 地球温暖化は深刻だということが良くわかった。
  • IPCC報告での昨今の異変が今後も起こる可能性が高いこと、そのためにCO2削減をどうしていくか、更に学習が必要と感じた。
  • 国内のみならず、世界で起こっている異常気象が良くわかった。国内のCO2排出が多いことも、みんなに知らせていきたい。
  • 石炭のCO2排出量などについて、マスコミがもっと取り上げてほしい。
  • 明日から自分に出来ることを見つけてやっていこうと思う。

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