東京都のすすめる
キャップ&トレード型の排出権取引報告
日時:2010年7月30日(金) 16時00分〜17時30分
会場:主婦会館プラザエフ 5階会議室
参加:19名
講師:東京都環境局都市地球環境部 地球温暖化対策推進係長 千葉 稔子さん
【講演の主な内容】
●都における気候変動対策への考え方/都市レベルで対策を推進する意義
- 気候変動がもたらす脅威から、都民の生命、財産、健康を守る。東京自身の持続的な発展を可能にする。
- 東京において、エネルギーを必要最小だけしか使わずに、豊かで快適な都市生活を送ることのできる低炭素化型の社会をいち早く実現し、それを新たな都市モデルとして、世界の大都市や発展途上国の都市に発信すること。
●東京都の大規模事業所対策〜総量削減義務と排出量取引制度(キャップ&トレード)
- 削減対策に積極的に取り組まない事業所が見逃される不公平感をなくす。
- 省エネを現場スタッフの努力の問題から、トップマネジメントの課題に。罰則のある規制を導入。
- キャップ&トレードとは、(1)制度の対象事業所が排出できる「CO2の上限量」を設定 (2)制度の各事業所が排出できる「CO2の上限量」を決める。→事業所の排出量にフタ(キャップ)を付ける。(3)排出上限量の範囲内に収めるため、事業所は省エネ対策や取引(トレード)を実施。義務以上に削減した事業所は、削減できなかった事業所に売ることができる。
●講師より提案・相談 “消費者”“市民”としての取組について
- 家庭における省エネや太陽エネルギーの利用を開始することで、温暖化を回避し、持続可能社会への転換を連携し進めていきましょう。
- 対策に積極的な事業者・企業の応援をお願いします。消費者サイドから企業を応援する取組として、どのようなことができるか、考えていただきたい。
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