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独占禁止法審査手続に関する学習会を開催し、意見書を提出しました。

意見書はこちら(PDF 126KB)

日時:6月19日(木) 15:30〜17:30

会場:全国婦人会館2階

講師:石岡 克俊さん(慶応義塾大学 准教授)、他

参加者:28名

 「法執行の強化・充実がもたらしたもの〜独占禁止法の執行が直面するパラドクス〜」と題して石岡准教授に講演いただきました。独占禁止法の役割の重要性から、近年、執行力の強化・充実が図られてきましたが、過去に対する「制裁志向型」の責任追及に重点が置かれ、将来に向けた「政策志向型」の秩序回復は必ずしも十分ではありません。今回の内閣府による「論点整理」においても「十分な防御権の確保」と「実態解明機能の確保」が対置される形で整理されていますが、この二項対立に止まらず、独占禁止法の目的に再度立ち返り、市場における公正で自由な競争を最も効果的に回復させるためにはどのような方策があり得るのかといった政策論を議論すべきとの指摘をいただきました。

 全国消団連は内閣府のパブリックコメントの募集(〜7/11まで。詳細は こちら )に対して意見書を提出しました。

○意見書はこちら(PDF 126KB)