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「電力 容量市場 落札価格高騰に関する学習会」

 容量市場は、再生可能エネルギーの普及や電力自由化により、発電所への設備投資が抑制されるなどして将来の供給力が不足することの無いよう、将来(4年後)の供給力を取引するための市場です。その落札価格に応じて、小売事業者が発電事業者に容量拠出金を支払います。

 本年9月、2024年分の約定結果(14,137 円/kW)が公表されました。これにより生じる容量拠出金の規模は事業者にもよりますが、小売電気事業の粗利を超える水準と言われ、特に新電力事業者にとっては、事業継続へも影響すると予測されています。

 消費者にとっても、主に新電力の電気料金の値上げ(最大1.6兆円国民負担、単純計算で1か月500円/平均家庭)、電力会社や電力メニューの選択肢が減るといった電力自由化の後退につながり、低効率の石炭火力発電や原子力発電の維持が、脱炭素社会や再生可能エネルギー主力電源化の実現へも悪影響が出かねません。

 今回の学習会では、初めに新電力事業者から、容量市場の概要と事業者や電気料金を支払う消費者への影響について、続いて環境団体から、問題点や取り組みについてご報告いただきます。皆様ぜひご参加ください。

【日  時】2020年10月13日(火)14:00〜15:30

【開催形式】Zoomを利用したオンライン学習会

【内  容】①電力 容量市場の概要と事業者、消費者への影響について
 橋 怜一さん(株式会社 地球クラブ)
②環境エネルギー団体からの活動報告
 吉田 明子さん(eシフト、Foe Japan)
③質疑応答、意見交換

【参 加 費】 無料

【定  員】100名
(要・事前申込み、定員になりましたら申込受付を締め切ります。)

【最終締切】10月12日(月)10時

【申し込みメールアドレス】junko.nakamoto@shodanren.gr.jp (中本)

※参加ご希望の方は、上記メール宛先に「団体名、お名前、メールアドレス、電話番号」を記入の上、必ず事前にお申込みください。

※Zoom会議の詳細は、学習会前までに申し込みの方にご連絡いたします。
〔参加用URL〕は登録された方限りとさせていただき他の方への転送はできません。
いただいた個人情報はこの学習会のみ利用させていただきます。

案内チラシはこちら(PDF)

以上