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「平成28年度輸入食品監視指導計画(案)」
意見交換会を開催しました

【日時】 1月13日(水) 18:00〜19:30

【会場】 主婦会館プラザエフ5階会議室

【説明】 厚生労働省 輸入食品安全対策室室長 三木 朗 氏

【出席】 16名

<ポイント(事務局による要約)>

○平成26年度の輸入食品等については、約222万件の届け出があり、うち約20万件について検査を実施し、877件の違反が見つかったため、積戻し、廃棄等の措置を講じた。衛生監視員を昨年の399名から406名に増員し、モニタリング検査を96,580件実施した。

平成28年度輸入食品監視指導計画(案)
モニタリング検査計画数は96,000件とし、残留農薬やカビ毒、病原微生物等の検査を行っていく。重点的に監視指導を実施すべき項目を4点とし、二国間協議や現地調査を行うなど安全対策の推進を図り、輸入食品の安全確保に取り組んでいく。

○TPP協定については輸入食品の増加も見込まれることから、国際基準や科学的な根拠を踏まえ、リスクコミュニケーション推進も含めて必要な措置を行う。また多くの国でHACCPの促進・義務化が進んでおり、国内でも普及に努めるとともに、輸出国における衛生対策の推進を目的とし、「輸出国登録施設制度」の周知、普及を行う。