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学習会開催報告

「食品表示法 食品表示基準(案)の課題と概要」

【日時】 7月29日(火) 18:00〜20:00
【会場】 主婦会館プラザエフ5階会議室
【講師】 消費者庁食品表示企画課 課長補佐 船田修平氏
【出席者】 22名

≪開催の趣旨≫

 2013年6月に成立した「食品表示法」の新たな食品表示基準策定のため、消費者委員会では「食品表示部会」の下に「栄養表示に関する調査会」、「生鮮食品・業務用食品の表示に関する調査会」及び「加工食品の表示に関する調査会」を設置し、検討を行ってきました。その検討を踏まえ食品表示基準(案)が示されパブリックコメント(8月10日まで)が募集されています。全国消団連でも食品表示基準(案)の概要を知り、意見を準備していくために学習会を開催しました。

≪内容≫

 消費者庁食品表示企画課の船田修平課長補佐に、施行に向けたタイムスケジュール・策定方針・食品表示基準(案)の構成・現行制度からの変更ポイントを中心にご説明いただきました。加工食品と生鮮食品の区分や製造所固有記号については調査会の意見がまとまらずいくつかの考え方が提示されていること、栄養成分表示の義務化が新しく加わったこと、アレルギー表示や栄養強調表示に係るルールが改善されることなどについて話されました。

 その後の質疑では、参加者から製造所固有記号が抱える課題や栄養成分表示におけるトランス脂肪酸の扱いについて、また、地方の中小の事業者や管轄する行政の負担、適格消費者団体の役割、事業者・行政・消費者への情報提供のあり方など多岐にわたって意見が出されました。

≪参加者アンケートより≫

 「説明がとても分かりやすかったです。」「消費者が食品表示についてしっかり勉強しなければならないと思いました。」「今日の説明を参考にパブコメを出したいと思います。」