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ホントのことを知りたい学習シリーズ

電力システム改革って何? 開催報告

日  時: 10月22日 18:00〜20:00
会  場: プラザエフ5階会議室
講  師: 安永 崇伸 さん (経済産業省資源エネルギー庁 電気・ガス事業部電力改革推進室 電気事業制度調整官)
参加者: 19名

 この秋の臨時国会に「電気事業法の一部を改正する法案」が再度提出され、今後報道も増えていくと予想されます。今回の学習会では電力システム改革の全体像を理解するために、まず現在の電気料金制度の目的や経緯を、続いて電力システム改革の目的、内容、進め方をご説明いただきました。

 今回の法案の特徴は、3段階に分けて改革をすすめていくこと、そのために必要な法案を提出する時期も明記されていることです。これによって改革を進めることが法的に担保されることになります。

 資源エネルギー庁でも今後具体的に改革を進める上で「消費者の意見はどうなのか?」という視点をとても重要視している、とのことで、私たちが提出する意見書等の重要性を改めて感じました。

 そして、自由化の先には選択する自己責任があり、この問題に関心を持って勉強する必要性、また消費者団体としてこの問題を広くお知らせする必要性を強く感じました。

〜〜〜 参加者アンケートより 〜〜〜

*自由化の先には選択する自己責任がある。広く一般消費者に知らせるのはどのようにすればよいのだろうか? 私たち消費者団体が何をどう進めれば良いのか? 考えていきたい。中部電力値上げのこともあるが、それとは別に「学習会」が必要なのではないか? と思った。

*「独占」であった理由は理解できました。 電気料金値上げや原発ゼロにするかどうかの説明会で聞きたかったほど、わかりやすい説明でした。これまで電気料金含めて電力政策に関心が低かった消費者として反省しなければならないと思いました。「セット割引」のような新規参入は歓迎だが、その場合に利用者にわかりやすい説明を望みます。

*2時間も詳しく話して下さって、大変よくわかりました。消費者の意見を反映できるよう、このような場だけでなく、恒常的な会議を設けたほうがいいと思います。