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「化学企業との対話集会」 開催報告

全国消費者団体連絡会

日時:2011年12月6日(火)13:30〜16:00 場所:主婦会館プラザエフ5階会議室

参加者:23名

参加企業:住友化学(株)、富士フイルム(株)、三菱化学(株)、花王(株)、三菱レイヨン(株)、昭和電工(株)、日本化学工業協会

参加消費者団体:全国地域婦人団体連絡協議会・主婦連合会・日本生協連・全国消費者協会連合会・消費科学連合会・日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会・埼玉県消団連・全国消団連

 全国消団連では環境分野の取り組みとして、今年度も、日本化学工業協会RC委員会加盟の化学企業との対話集会を開催しました。会の前半は「温室効果ガス削減に向けた新たな視点」の報告、後半は企業との意見交換を行いました。

【主な内容】

 日本化学工業協会技術部部長の笠井さんは、化学製品は、エネルギー部門、(太陽光発電、風力発電)、民生家庭部門(LED電球、住宅、エアコン、配管)、輸送部門(自動車、航空機)など、様々な分野の完成品において、他の素材、部材関連の製品と連携してCO2削減の実現に貢献している。これからも排出削減を推進するためには、製造時の排出削減にとどまらず、ライフサイクル全体における化学技術・製品の活用による排出削減を目指していく等の報告をされた。意見交換では、『今日の報告はCO2の評価だったが、今後、もっと広い視点でのライフサイクル評価でCO2以外の環境負荷も計算することは検討しているか?』の質問には『必要は認識しており、検討は始めている』(三菱レイヨン(株))、また『3.11震災後何か対策は』には『工場・プラントが周辺に直接被害(火災や有害物質漏洩など)を及ぼさないようこれまでの防災対策を見直し、今まで想定されていなかったことも含め訓練を行ったりしている』というお話があった。

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