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地上デジタル放送学習会Part.II
…地デジ詐欺にあわないために… 開催報告

日時: 5月27日(水)14時〜16時
会場: 四ツ谷 プラザエフ 5階第2会議室 参加16名
講師: 近藤 則子さん(老テク研究会事務局長・横浜市民生委員)
原田 秀雄さん(総務省 情報流通行政局 地上放送課 課長補佐)

 地上デジタル放送学習会Part.II(第1回は2月10日)を開催しました。

 講師の近藤さんからは、「高齢者と地デジ」と題して、デジタルテレビは工夫すれば高齢者の自立を支援する道具になるので、ぜひ企業や行政機関などは80代以上にも配慮した使いやすい端末の開発をお願いしたい、等のお話があり、その後、総務省の原田さんからは、「今後の地デジ化に向けての総合対策」として、地上デジタルテレビ放送対応受信機の世帯普及率の状況、薄型テレビや低価格チューナーの販売価格(2009年5月現在)、テレビ受信者支援センター(デジサポ)の体制等の説明がありました。

参加者からは、
Q. アナログテレビを、より大型の地デジ対応テレビに切り替えた時に、本当にエコになりますか?
A. ブラウン管テレビ(アナログ対応)と液晶テレビ(デジタル対応)で、同じ型式のテレビを購入した場合は、省エネになります。しかしながら、地デジ対応テレビについては、大型化する傾向にあり、その点では、省エネながらも消費電力は、テレビの大きさにより増えることになります。
   
Q. アナログテレビの対応が言われているが、ビデオについてはどうすればいいのか?
A. ビデオについても、デジタル放送を録画するためには、チューナーが必要となります。
(参加者から)デジタル対応テレビであれば、操作手順は多くなりますが、録画できます。
A. デジタル対応テレビには、ビデオへの出力が可能な機種もあり、その場合は、アナログ対応の録画機で録画することができる場合もあります。録画機器の種類によって異なりますので、メーカー等にお問い合わせください。

 などの、意見・質問が出されました。