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全国消団連では、2月21日に、このところ詐欺の材料にもなっている地上デジタル放送について正しく理解するための学習会を開催しましたのでご報告いたします。

わからない事なんでも聞いてみませんか!
地上デジタル放送学習会を開催しました
 

日時:2009年2月10日(火)18:00〜20:00

会場:主婦会館プラザエフ5F会議室 参加者17名

講師:

総務省情報流通行政局地上放送課 原田秀雄さん

日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会 木村嘉子さん

 2011年7月にテレビのアナログ放送が終了し、デジタル放送(地デジ)へ完全移行するまで残り900日をきりました。

 ドイツ、オランダなどすでに完全移行した国もありますが、米国や韓国では切り替え期限を延期、理由は両国とも「対応受信機の普及の遅れ」です。

 日本の現状はどうなのでしょうか。学習会では、「地上デジタル放送の総合対策」「どうしたらいいのかわからない地デジ対策‐NACS“通信なんでも110番”相談事例から」のお話を伺うとともに、意見交換の場を持ちました。

 
総務省情報流通行政局地上放送課の原田さんからは「地上デジタル放送の総合対策」として、地上デジタル化の意義・必要性、地上デジタル放送の普及目標と実績、世界の普及状況、デジタル放送への移行が困難な方への支援、地上デジタル放送に関する悪質商法の現状と対策などについてのお話があり、日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会の木村嘉子さんからは「どうしたらいいのかわからない地デジ対策」として、通信なんでも110番における地上デジタル放送の相談件数と相談事例、その相談事例から見た問題点と課題についてのお話がありました。

意見交換会での質問・意見

地デジを見るには私はどうしたらいいの。
 
電波障害があり、地デジを受信できない。どうしたら見られるの。
 
年老いた両親は、もうすぐお迎えが来るから、今のままでいいと言うが、そういった人にも丁寧に説明をお願いしたい。
 
公団住宅では入居者の高齢化が進み、耳が遠く、大音量でテレビを見ている。チャイムを鳴らしても聞こえない、出てこないが、どうしたらよいか困っている。
 
言葉が難しい。説明は1回聞いたくらいではわからない。

出された意見を受けて

受信方法は集合住宅か一戸建てか、電波障害があるかないか等、それぞれ違うが、自宅の受信環境を把握できていない人がまだまだ多い。まずは相談窓口に問い合わせてください。又、問い合わせ先や相談窓口の存在を広く伝えていただけるようお願いします。

<地上デジタル放送全般についてのお問い合わせ>

 総務省 地上デジタルテレビジョン放送受信相談センター (地デジコールセンター)

 【電話】 0570-07-0101 (平日 9:00〜21:00、土日祝 9:00〜18:00)

 IP電話などナビダイヤルがつながらない方は 03-4334-1111

 URL:http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/whatsnew/digital-broad/