[このページについてのご意見、お問い合わせなどはメールにて webmaster@shodanren.gr.jp までお送りください。]

全国消団連・トップページへ戻る


「食品の安心とトレーサビリティ・システム」と題したシンポジウムを開催しました。
 

 全国消団連では平成18年度ユビキタス食の安全・安心システム開発事業トレーサビリティ・システム普及啓発活動支援事業として、3月1日「食品の安心とトレーサビリティ・システム」を開催しました。

 当日は、消費者にもトレーサビリティが可能な商品や、現状ここまでが消費者に知る事ができる情報の表示の事例など参加者に見ていただきました。

 日本大学商学部大学院教授でトレーサビリティ・システムに大変詳しい梅沢昌太郎さんをコーディネーターに研究者である食品需給研究センターの酒井純さん、ダイエー食品商品供給本部の塩野隆一さん、サツマイモの生産者グループで商品管理を行っている星野雄一さん、日本消費者協会の市川まりこさんが、パネリストとしてトレーサビリティ・システムについての理解を深めあいました。

 何故日本国内でも重要視されるようになってきたか、言葉のもつ意味、経済効率、消費者・小売・生産者の思いなど活発に話しあわれました。

参加者からは、

  • 問題が起きたときの原因究明には有効だと思うが、あくまで正直にシステムが働く事が条件だと思う。
  • インターネット情報収集が苦手な高齢者にも簡単にわかる情報があるとよい。

などの意見がアンケートで寄せられました。