ISO（国際標準化機構）は1978年にCOPOLCO（消費者政策委員会）を設置し、国際標準化におけるさまざまな消費者政策の検討を行っております。今年の総会は5月25日〜26日にマレーシアのクアラルンプールで開催され、「標準化への消費者参加」、「グローバル市場における消費者保護」、「消費者の観点からの標準化の優先課題」などについて討議されました。

　日本からは松本消費者政策特別委員会委員長（一橋大学大学院教授）を代表に11名が参加し、日本が議長を務めるAP-COPOLCO（アジア太平洋消費者政策委員会）の開催やワークショップでの環境JISに関する報告など、日本のISO/COPOLCOに対する取り組みの高さを示した会議となりました。

　つきましては、規格作成への消費者参加の一層の促進を図るため、（財）日本規格協会、全国消費者団体連絡会の共催で、下記の通り、COPOLCOクアラルンプール総会の報告会を開催することといたしました。

　是非、この機会に奮ってご参加頂き、積極的なご意見を頂戴できれば幸いです。
　

日時：平成18年6月15日（木）18：30〜20：00

場所：主婦会館プラザエフ（JR四谷駅前）5階会議室

議題：

（１） 第28回ISO/COPOLCO総会の概要について

松本　恒雄（一橋大学大学院教授）

（２） 消費者の視点から見た第28回ISO/COPOLCO総会

秋庭　悦子（（社）日本消費生活アドバイザーコンサルタント協会）

中村　良光（日本生活協同組合連合会）

（３） AP-COPOLCO（アジア・太平洋コポルコ）会議報告

相澤　幸一（経済産業省 産業技術環境局 基準認証ユニット 環境生活標準化推進室）

（４） 質疑応答

主催：（財）日本規格協会、全国消費者団体連絡会

参加料：無料