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外食産業における原料原産地表示の学習会を開催しました 平成18年3月4日に全国消費者団体連絡会では、「外食でも知りたい!メニューのなかの素材の出どころ」と題して、外食産業における原料原産地表示の学習会を開催しました。 全国消団連の「表示の学習会」としては3回目となり、今回の参加者は、土曜日にもかかわらず消費者・消費者団体・生協・事業者・マスコミあわせて52名でした。 平成17年7月に農林水産省から示された「外食産業における原料原産地ガイドライン」の検討委員会の委員であった 姉歯暁(あねは あき)・大妻女子大学社会情報学部社会生活情報専攻助教授から、原産地表示が求められる背景やその現状、消費者はどうあるべきかというご講演をいただきました。実践事例報告として、ロイヤルホストやシズラーといったファミリーレストランのロイヤルフォールディンクス(株)、モスバーガーの(株)モスフードサービスよりそれぞれの原料原産表示の取り組みについて報告いただきました。 両社とも、ガイドラインが示される前から原料原産表示をはじめており、店頭での表示、HPでの公開、従業員教育、原料原産表示から生産者表示や地場の野菜の活用等にも広がっており、今後の課題としては、フードサービス業の社会的責任の視点、消費者ニーズと事業者側の開示範囲の線引き等が挙げられていました。 会場からは、ガイドラインの有効性、制度の普及、強化等についての質問がだされ、姉歯助教授、梅谷さん、堀田さんとともに、ガイドラインへの期待ともに原料原産地表示の外食産業界へ広がりについての意見交換となりました。 日時:平成18年3月4日(土)13:30〜16:00 場所:虎ノ門パストラル本館8階「しらかば」 主催:全国消費者団体連絡会 講演:「外食産業における原料原産地ガイドラインについて」
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