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 アメリカの消費者運動研究の第1人者と言われているユタ大学のロバート・メイヤー教授が11月に来日されます。
 そこで、アメリカでは、どんなことが消費者問題のテーマになっているのか、また、消費者団体はどんな活動をしているのかについてお話いただこうと企画しました。

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アメリカでは、どんなことが消費者問題のテーマになっているの?
消費者団体は、どんな活動をしているの?

公開講演会

「アメリカにおける消費者問題と消費者運動」
講師:ロバート・メイヤー氏
 

○日時 2004年11月19日(金)午後1時30分〜午後3時

  ※全国消費者大会全体会終了後、ご参加ください。

○会場 大手町 JAビル 8F 大会議室(定員80名)

○プログラム 「アメリカにおける消費者問題と消費者運動」 講師:ロバート・メイヤー氏(ユタ大学教授)

○主催 全国消費者団体連絡会

○参加費 全国消団連加盟団体・消費者大会実行委員会参加団体関係者500円 一般参加者 1000円

○参加を希望される方は、別紙にて、全国消団連事務局宛てにお申込ください。

全国消団連事務局 担当:関根、山ア

Tel:03−5216−6024、FAX:03−5216−6036

Eメール:webmaster@shodanren.gr.jp

 消費者運動の先進国であるアメリカでは、社会や経済の変化に応じて、様々な消費者団体が発展してきました。有力な団体としては、最古の全国団体である「全米消費者連盟(National Consumers League: NCL)」、『Consumer Reports』の発行元である「消費者同盟(Consumers Union: CU)」、著名なラルフ・ネーダーが設立した「パブリック・シティズン(Public Citizen)」、そしてそれらの連合組織である「アメリカ消費者連合(Consumer Federation of America: CFA)」などがあります。

 これらの消費者団体は、1980年代以降に衰退したとも言われています。しかし実際には、むしろ進化しながら、現在でも勢力的な活動を展開しています。また対象とする問題も、食品や製品の安全性、取引の適正化といった伝統的な問題から、インターネット社会、グローバリゼーションといった新しい問題まで、実に多岐にわたっています。

 そこで今回の講演会では、現在のアメリカではどのような消費者問題が生じているのか、また消費者運動はそれにどのように対応しているのかについて、メイヤー氏のお話を聞きながら学習していきます。

<<ロバート・メイヤー氏のご紹介>>

ユタ大学・家族消費者学部教授。1978年、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得(社会学)。主要な著編著に『消費者運動』(1989年)や『消費者運動事典』(1997年)などがあり、消費者運動の研究の世界的な第一人者です。またアメリカ消費者連合や全米消費者連盟の理事として、消費者運動の実践面でも活躍しています。11月半ばに、日本学術振興会(文部科学省の外郭団体)の招きで来日される予定です。