[このページについてのご意見、お問い合わせなどはメールにて webmaster@shodanren.gr.jp までお送りください。]

全国消団連・トップページへ戻る

  第41回全国消費者大会  今こそ、くらしの中に消費者の権利を!


2002年 1125日(月)
会場 国立オリンピック記念青少年総合センター(センター棟) 時間 分科会10:30〜16:30
講演会18:00〜20:30
みんなで使おう!消費者契約法
総合コメンテーター:村  千鶴子さん(弁護士)


昨年4月に消費者契約法が施行されてから1年以上が過ぎました。この分科会では、消費者契約法の運用をめぐる状況を、相談現場・訴訟・普及などいろいろな角度から検証し、消費者の立場からその見直しに向けて何が必要かを考えていきます。併せて、個人情報保護に関する問題についても若干の状況報告を行います。

”もう一度、司法改革を市民の手に!”
〜納得できる裁判、もめごと解決を〜
講師:四宮  啓さん(弁護士)

司法制度改革審議会の報告書が出され、4月から具体的な改革に向けて10検討委員会が設置され、論議が始まりました。
現在各検討会ではどこまで進んでいるのでしょうか。発言者の名前が非公開な検討会もあり、司法制度の改革が見えにくく、そのために国民の関心も今ひとつです。市民が望む司法改革を論じているのでしょうか。もう一度市民が司法改革を問い直し、私たちの求める司法の実現を強く求めましょう。

税と社会保障
〜あなたの負担はどうなる?〜
健康保険・年金・雇用保険・介護保険・・・・・保険料や自己負担が上がり、給付が減らされています。政府は「1/4の人が所得税を払っていない」と「広く薄く」課税する制度に替えようとしています。「公的負担(税+社会保険)」と「給付(社会保障)」の関係、なにかおかしくなっていると思いませんか?
  実態を交流しながら、話し合いましょう。

安心・安全・快適に
〜住みつづけられる「街づくり」と「すまい」〜

講師:岸本  幸臣さん
(日本住宅会議理事長、大阪教育大学教授)
公団・公社住宅の売却・民営化、駅のユニバーサルデザインの促進、欠陥住宅、住宅金融公庫の行方、マンションの建て替え、高齢者の借家対策など、さまざまな具体的な問題について参加団体からの情報提供と参加者の意見交換を行い、私たちにできるこを考えます。

食の安全と安心
〜怒りと不信からのスタート〜
「いったい何を食べたらいいの」BSEや食品偽装問題により失われた食品の安全についての信頼をどう回復するのか。この分科会では、消費者が参画した食品安全行政改革について、食品安全委員会準備室からの報告と意見交換を行います。トレーサビリティの在り方を生産者と消費者とのグループ交流により考えます。

ケイタイ・カイテキ利用術
〜携帯電話に使われず、主人公として使いこなそう〜
講師:吉川  誠司さん(WEB110代表)
生活に欠かせないアイテムとなった携帯電話。使用時のモラルをわきまえ、複雑な料金・サービスのしくみを理解し、ワン切り・迷惑メールといったトラブル等をものともしない”携帯電話の主人公”となるには?  現状を踏まえさまざまな角度から考えます。

21世紀は環境の世紀PARTV
〜くらしの視点から現在を見直そう〜

地球温暖化ヨハネスブルグ・サミットのホヤホヤのお話
講師:早川 光俊さん(弁護士・CASA専務)
今夏の異常な暑さ、地球温暖化を体験しているのではと不安です。ヨナネスブルグ・サミットのホットなお話を聞き、私たちはどうすればよいのか。森、緑の街づくり、大気、水、ごみ、あらゆる問題をどう解決するのか。午後はみんなで話し合いましょう。

1日目夜の開催です
時間  18:00〜20:30
”備えあれば憂いなし”ってホント?
憲法と有事法制

講師:岡野  加穂留さん(明治大学元学長)
備えあれば憂いなしって本当でしょうか?  有事法制によって憲法に保障されている私たちの基本的人権や財産権が脅かされてます。政府は有事法制による備えで何を守ろうとしているのでしょうか。皆様方とともに考えてみたいと思います。

♪藤沢市平和ミュージカルのみなさんによる歌とおどりもあります。